【法令】延長2時間制限

■有害業務の時間外労働

健康上特に有害な業務の労働時間の延長は、1日について2時間を超えてはらない。

 

▽対象

1)多量低温物体

2)有害物の粉じん/蒸気/ガス発散、鉛/水銀/一酸化炭素その他

3)ボイラー製造等、強烈な騒音

 

▽対象外

1)病原体汚染物

2)VDT受注/予約等の拘束型

3)給湿、紡績/織布

4)大部分、立作業

 

■過去問

<法令H27後期-10>

▽問題

次のAからDの業務について、労働基準法に基づく時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出る場合においても、労働時間の延長が1日2時間を超えてはならないものの組合せは1~5のうちどれか。

A 多量の低温物体を取り扱う業務

B 鉛、水銀、一酸化炭素、その他これらに準ずる有害物の粉じん、蒸気又はガスを

   発散する場所における業務

C 病原体によって汚染された物を取り扱う業務

D VDT作業における受注、予約等の拘束型の業務

 

1:A、B
2:A、C
3:B、C
4:B、D
5:C、D

 

▽解答

1 A、B

 

▽解法

1.覚えればよい

2.対象(キーワード)

 低温物体、粉じん/蒸気/ガス発散強烈な騒音

3.対象外(キーワード)

  病原体、VDT、紡績/織布、立作業

 

 <法令H26前期-10>

▽問題

労働基準法に基づく時間外労働に関する協定を締結し、これを所轄労働基準監督署長に届け出る場合においても、労働時間の延長が1日2時間を超えてはならない業務は次のうちどれか。

1:給湿を行う紡績又は織布の業務

2:ボイラー製造等強烈な騒音を発する場所における業務

3:大部分の労働時間が立作業である業務

4:病原体によって汚染された物を取り扱う業務

5:受注、予約等の拘束型のVDT作業の業務

 

▽解答

2:ボイラー製造等強烈な騒音を発する場所における業務

 

▽解法

1.覚えて下さい。